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DX推進方針

事務は機械に、人はケアに。
株式会社グッドライフは、デジタルの力で「いつもの人がいる安心」を守ります。

① 代表メッセージ

デジタルで生まれた時間を、ご入居者様のために

私たちは小さな介護事業者です。だからこそ、人の手でしかできない仕事に、職員の時間を使いたいと考えています。

請求書づくり、給与の確認、申し送りの整理。こうした事務は、2026年に入って生成AIと自動化の仕組みに任せられるようになりました。機械によるチェックは、人の目では見落としていた誤りも見つけてくれます。

これからも、稼働率や収支を毎月の数字で確かめながら、経営の判断をしていきます。そして生まれた時間を、ご入居者様・ご利用者様の「ふだんの暮らし」を支えることに使います。

人手不足が続く中でも、「いつもの人がいる安心」を届け続ける。そのための道具として、デジタルを使い続けます。

株式会社グッドライフ 代表取締役 金親 英聖

② DXビジョン

私たちを取り巻く環境

介護の現場では、働き手の確保が年々難しくなっています。一方で介護報酬制度は、ケアプランデータ連携や生産性向上の取り組みを事業者に求める方向へ動いています。当社は職員約20名の小さな会社で、経理・人事・総務の専任担当はいません。事務作業が代表と現場職員に集中したままでは、ご入居者様・ご利用者様と向き合う時間が削られ、サービスの質と経営の両方が続かなくなります。

目指す姿

当社は、データとデジタル技術を次の3つのために使います。

柱1 事務は機械に、人はケアに

請求・給与チェック・書類整理などの定型事務を自動化し、職員がご入居者様の「ふだんの暮らし」を支える時間を増やします。

柱2 勘ではなく数字で決める

稼働率・売上・加算などを毎月自動で集計し、その数字をもとに、小さな事業所でも先回りした経営判断を行います。

柱3 地域とつながり、選ばれる事業所に

ホームページやアクセス解析を使い、入居を検討するご家族や、働きたい方に必要な情報を届けます。

③ DX戦略

ビジョンの3つの柱ごとに、実施済みの取り組みとこれからの取り組みを定めています。

柱1 事務は機械に、人はケアに

取り組み内容時期
請求書の自動作成介護請求ソフトのデータを取り込み、請求書の作成と金額の照合までをAIで自動化実施済み
給与の自動チェック給与明細を職員別に振り分け、支給データと自動で突合実施済み
申し送りのデジタル化申し送りはすべて社内チャットで行い、毎朝AIが要約して職員へ配信実施済み
介護記録のデジタル化介護記録は介護ソフトを使い、職員がスマートフォンでその場で入力実施済み
見守りカメラ必要な居室に見守りカメラを導入実施済み
事務手続きの自動化口座振替の登録と照合、勤怠データの送付、書類の名前付けと整理を自動化実施済み
ケアプランデータ連携国のケアプランデータ連携システムを使い、居宅介護支援事業所とのやり取りをFAXからデータに切り替える2027年3月まで

柱2 勘ではなく数字で決める

取り組み内容時期
経営ダッシュボード月次の収支、稼働率、デイサービス・訪問介護の指標など6種類を自動で更新し、一覧で確認実施済み
意思決定の記録と共有経営判断や業務ルールの決定をナレッジベースに蓄積し、経緯をいつでも参照できるようにした実施済み
空室・加算の早期発見稼働率の低下や加算要件の漏れを早めに知らせる仕組みをダッシュボードに加える2027年度

柱3 地域とつながり、選ばれる事業所に

取り組み内容時期
ホームページの自社運営ホームページを自社で制作・更新し、問い合わせへの自動返信も導入実施済み
アクセスの計測アクセス解析と検索状況を毎月自動で集計実施済み
職員研修のWeb化研修テキストをWeb化し、理解度テストを自動採点に実施済み
見学・問い合わせの獲得検索対策と口コミの収集で、ホームページ経由の問い合わせを増やす継続

④ 推進体制と人材育成

代表取締役が自らDXの責任者を務め、現場の管理者と二人三脚で進めます。専任の部署は置かず、役割をはっきり分けて進めます。

役割担当仕事
DX推進責任者代表取締役戦略の立案、システムの選定と導入、自動化の開発、成果指標の確認
現場推進担当施設長現場の課題の吸い上げ、新しい仕組みの試行と定着
外部の専門家社会保険労務士・税理士勤怠・給与・会計データのやり取りをデジタルで行う

人材の育成

  • 職員全体:Web研修の中で、個人情報保護と情報セキュリティを学びます。理解度は自動採点テストで確認します。
  • 現場の管理者:ダッシュボードの数字を自分で読み解き改善につなげられるよう、代表が毎月の振り返りを一緒に行います。
  • 代表:生成AIを日常の経営実務に使い、そこで得たノウハウを社内の仕組みに落とし込みます。

⑤ IT環境の整備

当社は自社でサーバーを持たず、クラウドサービスを組み合わせて使います。少人数でも安全に運用できる環境を保ちます。

  • データで外部とつなぐ:2027年3月までに国のケアプランデータ連携システムを導入し、居宅介護支援事業所とのやり取りを、使用中の介護ソフトから直接データで送受信する形に切り替えます。
  • 機密情報の置き場所を限定する:口座情報などの機密データは、閲覧者を限定した場所だけに置く運用を続けます。
  • セキュリティの基本を守る:IPAの「SECURITY ACTION」二つ星を宣言し、下記の情報セキュリティ基本方針に沿って運用します。

⑥ 成果指標

戦略の進み具合を、次の指標で毎月確認します。目標は2028年5月期末(第6期末)時点のものです。

柱指標目標
1申し送りの投稿件数(月)2026年10月の件数から30%増
1自動化した定型業務の数20業務
1ケアプランデータ連携の導入2027年3月までに導入
2サービス付き高齢者向け住宅の年間稼働率97.8%以上
2経営ダッシュボードの月次更新年12回(毎月)
3ホームページ経由の問い合わせ件数年36件
3Web研修の理解度テスト受験率全職員100%(毎年度、期限内)

⑦ 情報セキュリティ基本方針

株式会社グッドライフは、ご入居者様・ご利用者様とそのご家族、職員からお預かりした情報を守るため、次のとおり取り組みます。

  1. 法令の遵守:個人情報保護法などの法令と、介護事業者としての契約上の義務を守ります。
  2. 管理体制:代表取締役を責任者とし、情報の扱いに関するルールを定めて運用します。
  3. 安全対策:情報の不正な利用、漏えい、改ざん、紛失を防ぐため、アクセス権限の管理などの対策を行います。
  4. 教育:全職員に、個人情報保護と情報セキュリティの研修を定期的に行います。
  5. 事故への対応:万一事故が起きた場合は、速やかに原因を調べ、被害の拡大を防ぎ、再発防止に努めます。
  6. 継続的な改善:これらの取り組みを定期的に見直し、改善します。

本方針は、2026年10月2日に当社の意思決定(取締役決定)を経て策定したものです。

株式会社グッドライフ 代表取締役 金親 英聖